皆様、こんにちは。

季節はすっかり秋です。そしてとうとう消費税が10％に。あああ頭が痛い。納めた税金が正しく使われることを願いつつ、粛々と買い物をする庶民の私なのです。

さて、実りの秋。夏に実家に帰省したとき、やたら育っていた無花果の木。そしていつの間にやら増えていた果物の木たちが、ぼちぼち実りはじめたとの電話が。「わしの増税対策じゃ」と電話の向こうで笑う父。確かに果物は高いですからね…

現在73歳の父はもともと手先が器用。大抵のモノなら自分で作ってしまいます。先日は知り合いの牧場の柵を作っていましたし、実家の縁側もベランダも父作。やるからにはとことん、の父は、野菜や果物もアレコレ自分で調べては楽しく育成中。きょうだいの中で一番父に似ていると言われる私ですが、この器用さだけは似ていないのです…

話変わりまして。

社交ダンスが趣味の私の義母、ワルツデモに出演するというので、社交ダンスのイベントに家族で初参加しました。

綺麗なドレスに身を包み、アテンダントと呼ばれる男性ダンサーさんとダンスホールで踊っている、様々な年齢の奥様方（50代～70代）ヒールのあるダンスシューズを履いていても、背筋が伸びてキレイな姿勢。そして何よりもイキイキとしていて、表情がキラキラしているのです。義母もとても素敵でした。

帰りのバスの中でも、皆さん楽しそうに感想をお話しされていて、その幸せそうな様子が印象に残りました。

女性の夢が詰まったかのようなイベント。こういう老後もアリだよねぇ、と話しかけようとすると、よく言えば上品、はっきり言うと育ち盛りと働き盛りには少なすぎるお食事に空腹を訴えた主人と息子は仲よく「帰りにカップ麺買って帰ろうよ～」と夢のない会話(笑)夢はないけど、(親子)愛はある。これはこれで、悪くない現実。